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hôtel は「オテル」でした|読み方が分かってきたので、パリ行きの飛行機を調べてみました

学習

前回の記事の最後に、こう書きました。

次回は「フランス語の読み方」に挑戦した記録を書きます。実はここが、私にとって最初の壁になりそうな予感がしています。

結論から言うと、壁ではありませんでした。

それどころか、読み方が少し分かってきたら急に欲が出て、フランス行きの飛行機まで調べてしまいました。

今日は、学習の第4回から第6回までの記録と、調べて分かった飛行機の話を書きます。

第4回・第5回は「文字が読めるようになる」回でした

第4回:ou は「ウ」、oi は「オワ」

フランス語は、ローマ字と読み方が違います。でもルールは決まっているのだそうです。

この回で覚えたのは、たった5つの組み合わせでした。

つづり読み方例
ouウbonjour → ボンジュール
ai / eiエs’il vous plaît → スィル ヴ プレ
au / eauオau revoir → オ ルヴォワール
oiオワbonsoir → ボンソワール
euウdeux → ドゥ(2)

見ていて、あっと思いました。

私がすでに声に出していた言葉の中に、全部入っていたのです。

bonjour の ou、bonsoir の oi、au revoir の au。テキストにもこう書いてありました。

第1〜3回で覚えた言葉に、ぜんぶ入っていますね!

意味も分からず口まねしていた音に、あとからルールが追いついてきた感じでした。順番がよく考えられているのだと思います。

もうひとつ、長年の謎が解けました。

ç(下にヒゲのついたc)は「ス」と読む。 だから ça va は「カ ヴァ」ではなく「サ ヴァ」なのだそうです。あのヒゲには意味があったのですね。

第5回:書いてあるのに、読まない文字

こちらはもっと驚きました。

フランス語は、言葉の最後の文字をたいてい読みません。

書いてある字読み読まない文字
Parisパリ最後の s
petitプティ最後の t
deuxドゥ最後の x
grandグラン最後の d

そして、いちばん驚いたのがこれです。

h は、絶対に読まない。

つまり hôtel は「ホテル」ではなく「オテル」。

長年ホテルだと思っていたものが、フランスではオテルだった。知らないことがまだこんなにあるのかと、うれしくなりました。

前回書いた「舌が回らない」の答えが、ここにありました

前回の記事で、Duolingoについてこう書きました。

まねやすい音と、何度聞いても舌が回らない音がある

その舌が回らない音の正体が、フランス語のRでした。

第5回に、こう書いてありました。

フランス語のRは、英語のRでも、巻き舌でもありません。のどの奥で息をこすって出す音です。

Rは「ハ」に近い音でも、まったく問題なく通じます。 Paris が「パハィ」っぽくなってもOK。むしろ巻き舌にする方が不自然です。完璧を目指さないでください。

巻き舌にしなくていい。 それどころか、そのほうが不自然なのだそうです。

私はずっと、舌を巻こうとして失敗していました。方向が違っていたのですね。「ハ」でいいと分かってから、少しだけ気が楽になりました。

第6回は「復習」の回でした

そして第6回。新しいことは何も覚えません。

12個の言葉が表になっていて、言えたら□に印をつけていく。それだけの回です。

忘れていても大丈夫。それが普通です。ここで取り戻しましょう。

正直に書くと、すぐに出てこないものがいくつもありました。

でもこの回は、忘れていることを確かめるための回なのだと分かっているので、落ち込まずに済みました。□がつかなかったものは、そのページに戻ってもう一度声に出す。それだけです。

「できたか確かめる回」ではなく、「忘れたものを拾う回」。 同じことのようで、気持ちがまるで違います。

最後に、通しの会話を2つやりました。ひとつはカフェ、もうひとつは夜のホテルです。

あなた:Bonsoir !(こんばんは)
受付:Bonsoir, madame ! Ça va ?
あなた:Ça va, merci.
受付:Voilà votre clé.(こちらが鍵です)
あなた:Merci beaucoup !
受付:Bonne nuit !(おやすみなさい)
あなた:Bonne nuit, au revoir !

紙を見ながらですが、声に出して最後まで言えました。

madame と呼びかけられる場面を想像したら、少しくすぐったい気持ちになりました。

ゆっくりにしたら、毎日やりたくなりました

ここまで6回。私のペースは3日に1回です。

毎日ではありません。1回で覚えるのは単語も会話もほんの少しなので、追われる感じがまったくなく、自分のペースで進められます。

もし1回分の量が多かったら、たぶんもう苦しくなっていたと思います。少しずつだから楽しい。 この年になって初めて分かったことかもしれません。

そして不思議なことに、楽しくなってきたら「毎日でもやりたい」と思うようになりました。

急かされないほうが、かえって前に進みたくなる。これは思ってもみないことでした。

Duolingoも変わらず続けています。相変わらずキャラクターがかわいくて、音がきれいです。50回コースで習ったルールが、Duolingoの音の中に聞こえるようになってきたのが、最近の小さな喜びです。

ここで欲が出て、飛行機を調べてみました

読み方が少し分かってきたら、急に現実の旅が気になりはじめました。

そこで、日本からフランスへの飛行機を調べてみたのです。

まず驚いたこと:直行便はパリ行きだけでした

日本からフランスへの直行便は、すべてパリ行き(シャルル・ド・ゴール空港)です。

ニースにも、リヨンにも、マルセイユにも、直行便はありません。行くならどこかで乗り継ぎになります。

つまり、最初の目的地は、考えるまでもなくパリ。

選択肢が少ないというのは、私のような初心者にはむしろありがたいことでした。迷わなくていいのですから。

日本を出られるのは、羽田と関西の2つだけ

これも知りませんでした。

出発できる空港航空会社
羽田エールフランス/ANA/JAL
関西エールフランスのみ

成田からのパリ直行便は、いまはありません。 エールフランスが2024年に羽田へ集約したそうです。名古屋も福岡も直行便なし。

なんとなく「成田から行くもの」と思い込んでいたので、これは大きな発見でした。

飛行時間は、約14時間50分

行きが約14時間50分。帰りは風の向きの関係で少し短く、約12時間50分。

15時間。想像がつきません。

でも考えようによっては、15時間ぶん、フランス語を聞ける時間でもあります。50回コースの音声を入れておけば、何回分も復習できてしまう。そう思ったら、少し楽しみになりました。

で、いくらかかるのか

いちばん知りたかったところです。羽田⇔パリの往復・エコノミーの目安がこちらでした。

時期往復のめやす
安い時期(1〜2月・11月)19万〜24万円
通常期25万〜32万円
繁忙期(GW・夏・年末)35万〜45万円

思っていたより、手が届かない金額ではありませんでした。

もっと途方もない数字を想像していたので、正直ほっとしました。時期を選べば20万円前後。「いつか」が「いつ」に変わりそうな数字です。

(※ 航空券の値段は変わりやすいので、あくまで目安です)

乗り継ぎ便は、あえて調べませんでした

ここまで読んで、「乗り継ぎ便ならもっと安いのでは?」と思われた方がいるかもしれません。

そのとおりだと思います。どこかで乗り換えれば、もっと安い便があることは知っています。

それでも私は、直行便一択と決めました。

理由はひとつです。この年で、乗り継ぎに耐える自信がないから。

15時間座っているだけでも、正直どうなるか分かりません。そこに乗り換えの待ち時間が加わり、荷物を持って知らない空港を移動して、また搭乗手続きをして——想像しただけで、着いた日に動けなくなる気がします。

体力は、お金で買えません。

数万円安くなっても、パリに着いた初日を寝て過ごすことになったら、私にとっては損です。直行便の代金は、体力を買う代金なのだと思うことにしました。

もちろんこれは、いまの私の場合の話です。乗り継ぎのほうが合う方もいるはずですし、いつかきちんと調べる日が来たら、そのときに書きます。

まずは「自分に合わない選択肢を、早めに外す」。 これも準備のひとつだと思っています。

いちばん安い時期と、いちばんいい時期は違いました

ここが面白かったところです。

安いのは1〜2月と11月。でもその理由を読んで納得しました。冬のパリは、日が極端に短いのだそうです。

12〜1月のパリは日の出8:40/日没16:55。観光できる明るい時間が実質8時間(6月は16時間)

明るい時間が夏の半分。しかも曇りがちで、最高気温6〜8℃。

安いのには、ちゃんと理由があったのですね。

いっぽう、観光にいちばん良いとされていたのは9月中旬〜10月上旬でした。夏の混雑が引いて、バカンス明けでお店が全部開いていて、航空券も夏よりかなり下がる時期だそうです。

安さを取るか、過ごしやすさを取るか。 まだ決められませんが、選ぶ材料が手に入っただけで大きな前進です。

時差は8時間。行きのほうが楽らしい

冬は8時間、夏は7時間、日本より遅れているとのこと。

そして意外だったのが、行き(日本→パリ)のほうが時差ボケが楽だということ。西へ向かうと1日が長くなるので、体が合わせやすいのだそうです。

つらいのは帰り。帰国後2〜3日は早朝に目が覚めるので、帰った翌日に大事な用事を入れないほうがいいと書いてありました。

この年で行くなら、こういうことこそ知っておきたい情報です。しっかりメモしました。

調べ物の中に、習ったばかりの言葉が出てきました

そして、今回いちばんうれしかったことを書かせてください。

旅の注意点を読んでいたら、こんな一文が出てきたのです。

店に入ったら必ず「ボンジュール」。フランスでは無言で商品を見始めるのが最大の失礼です。

第1回で習ったことでした。

さらに、こんな言い方も出てきました。

指をさして Ça, s’il vous plaît.(これをください)

s’il vous plaît は、第2回で覚えた言葉です。

そして地図に並ぶ Paris、hôtel といった文字が、もう「読める」ようになっていました。 パリの s は読まない。hôtel はオテル。第5回で習ったばかりです。

机の上でやっていた勉強と、これから行く場所とが、このとき初めてつながりました。

覚えた言葉は、テキストの中だけのものではなかった。本当に使う日が来るのだと、実感として分かった瞬間でした。

前回の目標が、ひとつ進みました

初投稿のときに立てた、半年の目標を覚えていらっしゃるでしょうか。

3つ目は、これでした。

フランス旅行のおおよその予算を出してみる

飛行機代の目安が出たので、その半分は進んだことになります。

残るはホテル代、食事代、交通費、保険。これはまた別の回に、ゆっくり調べて書いていきます。

まとめ|文字が読めると、世界が少し近づく

今日お伝えしたかったことを、まとめます。

  • 第4回・第5回で、フランス語の読み方を覚えました。**hôtel は「オテル」**でした
  • 前回書いた「舌が回らない」の正体はR。巻き舌にしなくていいと知って気が楽になりました
  • 第6回は復習の回。忘れたものを拾う回だと分かっていると、落ち込まずに済みます
  • 日本からフランスへの直行便はパリ行きだけ。出発は羽田と関西のみでした
  • 往復のエコノミーは、安い時期で19万〜24万円。思ったより遠くない数字でした
  • 乗り継ぎは調べませんでした。体力を買う代金だと思って、直行便一択に決めました

ひと月半前、私はフランス語をとても難しい言葉だと思っていました。

いまも、話せるとは到底言えません。すぐ忘れます。

それでも、hôtel を「オテル」と読めるようになりました。
そして、自分が乗るかもしれない飛行機の便名を、いくつか覚えました。

憧れだったものが、少しずつ予定の顔をしはじめています。

次回は、第7回からの記録を書きます。いよいよ「C’est 〜(これは〜です)」——自分で文を作る回に入ります。

覚えた言葉を並べるのではなく、自分の言いたいことを組み立てる。ここからが本当のスタートなのかもしれません。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
「私も調べてみようかな」「ここが知りたい」など、思っていただけたらうれしいです。

À bientôt !(ア ビアント/またね)