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私はシュークリームです|自分の名前で自己紹介をして、改めてAIの良さを感じた話

学習

50回コースは第11回から STEP 2「自分のことを話す」 に入りました。いよいよ自己紹介です。

そして、ひとつうれしいことがありました。教材の中の私の名前が、choucreme になったのです。

前々回の記事では「AIも間違えることがある」と書きました。今日はその反対。改めて、AIの良さを感じたという話です。

第11回 ― Je suis(私は〜です)

STEP 2 の最初に覚えたのは、Je suis(ジュ スュイ)。うしろに言葉をつけるだけで「私は〜です」が言えます。第7回の C’est と同じしくみです。

フランス語読み方意味
Je suis japonaise.ジュ スュイ ジャポネーズ私は日本人です
Je suis contente.ジュ スュイ コンタント私はうれしいです
Je suis fatiguée.ジュ スュイ ファティゲ私は疲れています
Je suis en vacances.ジュ スュイ ザン ヴァカンス休暇で来ています

ここで新しいルールがひとつ出てきました。話す人が女性なら、言葉の最後に e がつくのだそうです。

男性なら japonais(ジャポネ)、女性なら japonaise(ジャポネーズ)。e がつくと、それまで読まなかった最後の字が読めるようになる。第5回の「最後の字は読まない」の、ちょうど反対です。

私は女性なので、ジャポネーズ。はじめまして、も Enchantée(アンシャンテ) と e のつくほうを使います(読み方は同じです)。

名前は Je m’appelle

名前を言うときだけは、Je suis ではなく Je m’appelle(ジュ マペル) を使います。

教材の名前を、choucreme に変えてもらいました

練習用の会話には、名前を入れるところがあります。

そこを、このブログの名前 choucreme にしてほしいと、AIにお願いしてみました。

すると、これまでに作った教材の中で名前が出てくる3か所を、すぐに教えてくれて、その場で全部直してくれたのです。

できあがった第11回には、こう書いてありました。

Je m’appelle Choucrème.(ジュ マペル シュークレム)
私はシュークリームです

「私はシュークリームです」。

和訳を見て、思わず笑ってしまいました。たしかに、そういう意味になります。

それでも、この名前で言いたかった

正直に言えば、少し迷いました。

フランスの人に「私はシュークリームです」と名乗ったら、何か変に思われるだろうな、と。

でも、choucreme はこのブログの私の名前です。いちばん好きなお菓子からつけた名前です。だから、どうしてもこの名前で言いたかった。

そうしたら教材の中に、こんな一言が添えてありました。

フランス人に言うと、かわいい名前だと喜ばれますよ

本当かどうかは、行ってみないと分かりません。でも、言ってみる楽しみがひとつ増えました。

第12回 ― Vous êtes(あなたは〜です)

第12回では、相手のことを聞く言い方を覚えました。

フランス語読み方意味
Vous êtes français ?ヴ ゼット フランセあなたはフランス人ですか?
Vous êtes en vacances ?ヴ ゼット アン ヴァカンス休暇で来ているのですか?

vous(ヴ)と êtes(エット)がくっついて、「ヴ ゼット」と読むのだそうです。言いやすくするために、音をつなげる。フランス語らしい読み方です。

そして、質問にするのはとても簡単でした。語尾を上げるだけ。 言葉の順番も形も、何も変えません。

答えたあとに第3回で覚えた Et vous ?(あなたは?) をつければ、会話がキャッチボールになります。

文が長くなって、言いにくくなってきました

ここで、はじめての壁にぶつかりました。

第12回の最後の会話に、こんな一文があります。

Oui, je suis en vacances. C’est très joli ici !
はい、休暇です。ここはとてもきれいですね!

この「C’est très joli ici !(セ トレ ジョリ イスィ)」が、どうしても口が回らないのです。

一つひとつの言葉は知っています。C’est も、très も、joli も。でも、つなげて一息で言おうとすると、どこかで舌がもつれてしまう。

2つに分けて、言いにくいほうだけを何度も

この行は、「Oui, je suis en vacances.」と「C’est très joli ici !」の2つの文でできています。

そこで、2つに分けて、言いにくい「C’est très joli ici !」のほうだけを何回も言うことにしました。

でも、正直に書きます。まだ難しいです。 何度言っても、すっとは出てきません。

それでも、分けて練習するやり方は間違っていないと思っています。これはお菓子の練習と同じだからです。

前回の記事に書いたとおり、お菓子教室の課題では、提出する1枚のために1週間毎日同じものを作っていました。うまくいかないところがあれば、そこだけを取り出して、くり返す。

フランス語も、同じやり方でいいのだと思います。

第13回 ― être の表

第13回は、これまでの「私は〜です」「あなたは〜です」の仲間を、一枚の表にまとめる回でした。

だれが形読み方
私はje suisジュ スュイ
彼はil estイ レ
彼女はelle estエ レ
私たちはnous sommesヌ ソム
あなたはvous êtesヴ ゼット

ほかにもいくつかあるのですが、テキストには「ぜんぶ覚えなくて大丈夫。旅行でいちばん使うのは je suis と vous êtes の2つ」と書いてありました。ほっとしました。

C’est も、実は仲間でした

そして、この回で長年の謎(といっても2か月ほどですが)が解けました。

第7回で「まるごと覚えて」と言われた C’est(セ)。これは Ce(これは)+ est(〜です) がくっついた形だったのです。

表を見ていて、ふと思いました。

il est(彼は〜です)、elle est(彼女は〜です)、そして c’est(これは〜です)。

「彼は」と「これは」で意味は違うけれど、なんとなく同じような感じがする。

はっきり分かったわけではありません。でも、よく見ると3つとも同じ est を使っています。なんとなく同じ感じ、は当たっていたのかもしれません。

こういう「なんとなく」が、少しずつ増えていくのが、いまは楽しいのです。

実践編の2本目 ― パティスリーのケーキ図鑑

50回コースとは別に、実践編の2本目も作ってもらいました。

**「パティスリーのケーキ図鑑」**です。

知りたくなったこと

きっかけは、前回の記事を書きながら思ったことでした。

私はこれまで、たくさんのケーキを作ってきました。でも——

  • 私の好きなケーキは、フランスのパティスリーのどこのお店にもあるのだろうか
  • 日本で呼んでいる名前と、発音は違うのだろうか
  • 本当は、なんて発音するのだろう

いろいろと、知りたくなったのです。

王道トップ5

図鑑の最初には「どのお店にも本当にある王道トップ5」が載っていました。

フランス語読み方どんなお菓子?
Éclair au chocolatエクレール オ ショコラチョコのエクレア
Mille-feuilleミルフイユパイ生地とクリームの層
Tarte au citronタルト オ スィトロンレモンタルト
Religieuseルリジューズシュークリームの2段重ね
Paris-Brestパリ ブレスト輪の形。プラリネのクリーム

ほかにも、サントノーレ、オペラ、フルーツのタルト、ババ・オ・ロム、そして季節限定のフレズィエやガレット・デ・ロワまで。

全部、作ったことがありました

図鑑に載っているお菓子を、ひとつずつ見ていきました。

全部、作ったことがありました。

でも、何度も書いてきたとおり、本場のものはひとつも食べたことがありません。

シンプルなものほど、本場の味を知りたい

図鑑には、はじめてなら「Flan pâtissier(フラン・パティシエ)」がいちばんのおすすめ、と書いてありました。

フランス人が普段いちばん食べている素朴なお菓子。プリンとタルトの中間のような味で、値段も2〜3ユーロくらいとお手頃です。

フランも、レモンタルトも、とてもシンプルなお菓子です。材料も少なく、飾りもほとんどありません。

シンプルだからこそ、本場ではどういう味なのか、食べてみたい。

ごまかしがきかないお菓子ほど、その国の味がそのまま出るような気がするのです。いちばん好きなのが、あのシンプルなシュークリームだという私らしい、と自分でも思います。

でも、こちらも

ただ、それだけではありません。

ルリジューズは、見た目がとにかくかわいい。シュークリームを2段に重ねた姿が、修道女(religieuse)に似ているからこの名前なのだそうです。

ババ・オ・ロムは、ラム酒をたっぷり染み込ませた濃厚なお菓子で、私の大好物です。

この2つも、どうしても本場のものを食べてみたい。

……と書いていて気づきました。

結局、全部食べたいのです(笑)。

名札が読めるようになる言葉

図鑑にはもうひとつ、とても役に立ちそうな言葉が載っていました。

au / aux(オ)=「〜入りの」

言葉読み方意味
au chocolatオ ショコラチョコの
au citronオ スィトロンレモンの
aux fraisesオ フレーズいちごの
aux pommesオ ポムりんごの

tarte aux pommes と書いてあれば「りんごのタルト」。うしろの言葉を入れ替えるだけで、いろいろな味が分かります。

ショーケースの名札が、読めるようになる。 お菓子好きには、これ以上うれしいことはありません。

改めて感じた、AIの良さ

前々回の記事では、AIのテキストに間違いを見つけた話を書きました。「AIも完璧ではない。一緒に育っていくもの」と。

今回は、その反対のことを感じています。

「今したいこと」に、すぐ応えてくれる

  • 自己紹介の名前を、choucreme に変えてほしい → 3か所をすぐに見つけて、その場で直してくれた
  • ケーキの名前と発音を知りたい → ケーキ図鑑を作ってくれた
  • この一文が言いにくい → 何度でも音声を聞き直せる

人の先生だったら、「ここだけ直してください」「こういう教材も作ってください」とは、なかなか言い出せません。遠慮してしまいます。

AIには、その遠慮がいりません。「いま、これがしたい」と思ったときに、すぐに形にしてくれる。 それが、いちばんの良さだと改めて感じました。

そして、新しい目標がひとつ増えました

もうひとつ、驚いたことがあります。

ブログの投稿なども、設定をすれば、全部AIに指示してやってもらえるのだと教えてもらったのです。

正直、いまの私にはまだ想像がつきません。記事を書いて、WordPressに貼って、写真を入れて……それだけで精いっぱいです。

でも、いつか私にも、そんなことができるようになれたらいいな、と思いました。

フランス語を勉強しているうちに、AIの勉強も、もっともっとしたくなった。

第三の人生に、目標がまたひとつ増えました。

まとめ|名前を名乗れると、会話が始まる

今日お伝えしたかったことを、まとめます。

  • STEP 2 に入り、自己紹介ができるようになりました。女性なので Je suis japonaise.
  • 教材の名前を choucreme に変えてもらいました。和訳は「私はシュークリームです」
  • 「C’est très joli ici !」が言いにくく、そこだけ取り出して何度も練習しています。まだ難しい
  • il est と c’est は、なんとなく同じ感じ。3つとも est でした
  • ケーキ図鑑のお菓子は全部作ったことがあった。でも本場の味は知らない。結局、全部食べたい
  • AIは「今したいこと」にすぐ応えてくれる。AIの勉強も、もっとしたくなりました

いつかパリのパティスリーで、店員さんに話しかけられたら。

「Bonjour ! Je m’appelle Choucrème.」

そう名乗って、「かわいい名前ね」と笑ってもらえたら。そんな日を想像しながら、今日も練習しています。

次回は第14回から。「J’ai(私は〜を持っています)」を覚えます。年齢も言えるようになるそうです。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
「私もこのお菓子が好き」「AIにこんなことを頼んでいる」など、思いうかべていただけたらうれしいです。

À bientôt !(ア ビアント/またね)